re:Invent 2015サバイバルガイド(Your re:Invent 2015 Survival Guide) その2
2015.10.1 0:36 by 後藤 和貴
(re:Invent 2015サバイバルガイド(Your re:Invent 2015 Survival Guide) その1のつづきです)
朝の…
何を着る?
この1週間、初めて会う機会を多く得るでしょう。そして自分の印象を良く見せることは非常に大きな役割を果たすことになります。幸い、このイベントは技術カンファレンスなので、re:Inventでの服装はかなりカジュアルでも可。「快適なものを着ればいいけど、最低限礼儀を忘れずに」Colin談。最高の印象を与えるために、楽な靴、そしてキレイでしわのない服を着ていくのを忘れないように。エアコンがガンガン効いた部屋の中で、寒くなったとき用にジャケットやセーターを羽織るのも良いかもですね。
やっちゃいけない御法度は多くないですが、セッション中おおきな帽子をかぶるのはやめときましょう。他の方の視線を遮るので。そして「ビーサンは無しで」Colin談。
何を持っていく?
すでに述べているように、イベントへ必須アイテムをもっていくために小さなバック(またはバックパック)が欲しいですね。以下は我々に必須なモノたちです:
- 名刺: スーツケースに入れてもってきたのにイベント会場へはもっていかないの?
- カンファレンスバッジ: ベッドサイドのテーブルにわすれていくのは容易に想像がつく。部屋を出る前に確認すべし!
- ケータイチャージャー(充電器): 長く忙しい一日になるはず。なのでケータイのバッテリーはすぐなくなる。
- ノートとペン: ホテルの部屋に使って良いノートとペンがあるはず。そいつをバッグに入れて、セッションのメモや新しい友達の連絡先を書いておこう。
- ノートPCと電源: セッション中のノートPCはセッションのメモを取るには当然ベストな選択だ。さらにメールのチェックや休み時間中ホテルの部屋に戻らずに仕事をすることもできる。
- 水を入れるボトル: カンファレンス中はたくさんの食べ物や飲み物があるけど、追加で水を持ち歩くのは無駄にはならないと思う。
1日を計画する
多くのカンファレンスでは、プランニングが重要になります。re:Inventセッションカタログを使えば、セッションを、トラックごと、業界ごと、セッションレベル(難易度)ごとにフィルタして魅力的なセッションを探すことができ、スケジュールを作成・保存ができます。
さてどのようにして250もの数からベストなセッションを見つけることができるでしょうか?「概要文内から、技術的な材料、社会的文化的な材料のバランスのよいものを探します」Colin談。「最高の講演は人的な要素も含みます」
さらにそれぞれのセッションがあなたにとって良いモノかどうか考えてみましょう。「イベントを終わって仕事にもどったときに、そのセッションが仕事や生活に役に立ちますか?」Tim談。「同じ結果をだすためにもっと簡単な方法を提供してくれるのか?あなたのキャリアは加速するのか?魔法を教えてくれる?だったら行きましょう!」
絶対にいくべきセッションはこちら:
- The Science of Saving with AWS Reserved Instances (sponsored by Cloudability!)
- Enterprise Cost Optimization
- A Framework for IT and Business Transformation
- Efficient Innovation: High-Velocity Cost Management at Netflix
- Running Lean Architectures: How to Optimize for Cost Efficiency
カンファレンスで…
正しいセッションに出るには
たとえVenetianに宿泊しているとしてもホテルの部屋からセッション会場へは時間がかかります。移動時間を計算入れ、時間に間に合うよう余裕をもっておきましょう。なぜなら席はあっという間に埋まってしまうので。
「早く着いて、列に並ぶ」Peter談。「セッション後には部屋を空にすることがあるので、前のセッション中に入る手は使えない」
キーノートへ向かう場合に本当に重要なこと、それはともかく早く着くこと。そうすれば巨大な会場の中で良い位置を確保できます。
出展社ブースで迷わないように
今年はチェックするべき出展社ブースが350以上もあります。なので、通路を動き回る時間をとるべき。もしSwag(ノベルティ)を探しているなら、オープニングレセプションを忘れないように: 「オープニングレセプションは狂ったような混み具合だよ」Peter談。「だけど大量のSwagがあるんだ。」もしSwag探し中に気になる出展社を見つけたらちゃんと話をするためにあとで寄ることにするのが良い: 「セッション中、出展社ブースは静かで良い。良く話ができる。」Colin談。
選択肢の多さに圧倒されているって?「Amazon centralブースへ行って、魔法の中の人に会うべき」Tim談。「どのパートナーが盛り上がっているか、どれから見るべきと聞いてみよう。」会場には膨大な量の技術情報があるので、どの順でみるか計画し、欲しいものを見つけ出すためマジメに動かないといけません」
コーヒーの列を避ける
会場付近にはコーヒーステーション(テーブル台)があります。もし今年が昨年と一緒ならコーヒーの近くにものすごい列をみることになるでしょう(特にセッション間の休み時間中)。ちょっとした運動をいとわないなら、列から外れ上の階のコーヒー屋さん、たとえばThe Coffee Bean & Tea Leafなどにいくのがいいです。
あるいは、Timがくれた助言が役に立つかも。それはEvident.ioブース。「一生分のRedbullと栄養食品を準備してます」(笑)
会いたい人に会うには
18000人もの顔を見ていると会いたい人に会う時間をとるのはちょっとした戦いです。なのでPeterの助言がすばらしいと思う「予め興味のある人のTwitterリストを作成しておく」「イベントを通してリストをチェックし、偶然の機会を作りましょう」
静かな場所を見つける
混雑しているイベントフロアは興奮するけど、ときには電話もしたいし、メールもチェックしたいし、ちょっとだけ座ってリラックスもしたい。よほど大きな棚がある出展社が無い限り「一番良い方法はVenetianを離れること」Tim談。「歩いて運河(ホテル内にあるんですw)やベラージオへいくとか。または部屋に戻るのも。」そこはオフになれる場所であり、いわば避難所。その意外の場所はすべてオン!」
つづく
さらにその3に続きます(予定)。