ラスベガス情報 楽しみ方 カジノ編 ブラックジャック その1
2015.9.20 0:50 by 後藤 和貴
ゲームルール
結論から言うと手持ちのカードが合わせて21に近ければ勝ちということになります。では実際どのようなやり方で21をそろえるのか紹介しましょう。
チップ(掛け金)
基本的には最低単位金額があるのでそれ以上にしなければなりません。最近のラスベガス事情でいえば一番安くて$15となってます。もしかしたら早朝などお客さんが少ない時間帯で$10のところもあるかもしれませんが通常盛り上がっている時間だと$25〜$100などが多いです。
通常勝てば同じ額返って来るので2倍になります。「ブラックジャック」という決まり手、エースと絵札のペアの場合は通常1.5倍支払われます。
かけ方はまだ他にも。ディーラーへのチップ(お礼)も単にあげるのではなく、少額をかける形でテーブルにおいて勝ったら倍をディーラーへプレゼント、みたいなオシャレなあげ方もアリです。その他にもメインの勝負以外で小さなゲームもあります。たとえばはじめの2枚でワンペア作ったら少額バックみたいなもの。テーブルごとにそういった遊び方を見てみるのも面白いかもです。
カードの配布
ディーラーとお客さん最大6名で勝負しますが、はじめに1枚を2周くばられます。21に満たなければ自分の番のときに引くことができます。ちなみに数のカウントについて、A(エース)は1か11どちらかとしてカウントできます。一方絵札はすべて10として数えます。つまり10,J,Q,Kすべて10です。
Aと絵札(10含む)がそろうと ブラックジャック になって自動的に勝ちになります(テーブルのローカルルールによってはディーラーのブラックジャックチェックもありえます)。
ちなみにカードを引くことを「Hit(ヒット)」、カードをもらわずに現時点のカード勝負するときは「Stand(スタンド)」、同じ数字2枚を分けてプレイするときは「Split(スプリット)」、手元の数字がちょうどいいので次の1枚で勝負をかけて倍がけするときは「Double Down(ダブルダウン)」と言います。
基本的な戦略
単に配られた自分のカードだけみて勝負していてもそれほど勝てませんし、第一に面白くありません。全体を通して楽しみ勝ち越しためには戦略を練る必要があります。
一番に考えられるのは次くるカードの数字がどのようなものか。今まで配られたカードたちを覚えておいて次に来る数字が高めか低めで引くかどうか見極めるというのもアリです。ホントに覚えておく手法は「カードカウンティング」と呼ばれます。通常ブラックジャックではトランプのシャッフルが機械式が多く、その場合概ねトランプ6セット使用します。さすがに300枚ものカードは覚えられないので、簡単なやり方だと大きめ小さめで+1と-1していくやり方が一般的です。Aや絵札がでたら-1、2〜6は+1、その他は差し引きなしにして頭に記憶しておきます。その数値がプラスの場合は大体に引けるというやり方です。
とはいえ、初心者には難しいと思うので、まずは簡単な戦略をご紹介します。それは ベーシックストラテジー というものです。
自分とディーラーに配られたカードによって適切な振る舞いを、統計的に最適な答えをまとめたものです。上部数字はディーラー側のオープンされている数字、左が自分の手です。配られた後の組み合わせによって、次のアクションを決めます。Sはスタンド、Hはヒット、Dはダブルダウン、SPはスプリットを表してます。たとえば自分の手が17+(17以上)の場合、ディーラーが何の数字でもスタンドになってますが、これは 17以上の場合は引くな ということを表してます。17以上で次のカードを引くと22を超える可能性が高いためこのような法則になっています。
このカード、ホテル内のお店で売ってたりしますが、プレイするテーブルではさすがに持ち込めないのでざっくり記憶するなりして望むのが良いでしょう。基本プレイ中のケータイはNGですが、カードシャッフル時などにささっと見たりして頭に入れるのも良いと思います。
慣れてきたら、もっとアグレッシブな戦略を。続きます。