機内で快適に過ごす三種の神器

2015.9.25 18:19 by 後藤 和貴

re:Inventにご参加のみなさんは、フライトスケジュールも決まり、そろそろ海外に出かける準備を始めるころかと思います。海外トラベルの準備では、現地に着いてからのことに気が回りがち。cloudpackの旅慣れた人たちから「長時間のフライトをやり過ごす快適グッズ」に関する情報が寄せられたのでいくつかご紹介します。

ノイズキャンセリング イヤホン

現地での過ごし方に影響するのが、機内での睡眠の質です。どんな状況でもバッチリ眠れるという人ならいざ知らず、時差ぼけにも影響するので、できるだけ眠りたいところです。機内はノイズも多いので遮音のために耳栓を使う人もいますが、より快適さを求め、もう少しハイテクなグッズとして紹介したいのが「ノイズキャンセリング イヤホン」です。

ノイズキャンセリングって何?
周囲の雑音をマイクで取り込んで逆位相の波をスピーカーから発することで、音波同士が打ち消し合って聴こえなくなるという原理。再生音がノイズに邪魔されずクリアに聴こえる他、ノイズ消去機能だけを活かすことで単純に耳栓としても機能する。
その性質上、基本的に遮音のため密閉構造にする必要がある。
出典:ノイズキャンセリングとは – はてなキーワード

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ヘッドホンタイプのものが主流でしたが、最近はイヤホンタイプも充実していて、オススメは「イヤホン」の方です。荷物としてかさばらないのももちろん、機内で睡眠を取るときにもさほど邪魔にならないというのが何よりの理由です。機内で使う前提なので、Bluetooth対応のワイヤレスモデルは避けておきましょう。実売価格で5,000円前後からあります。

実際に使ってみると、機内の「ゴー」というノイズ音やアナウンスの声が完全に遮断されるわけではなく、気にならない程度までカットされるという感じです。機内で映画や音楽を楽しむには十分で、そのままウトウトするのにもちょうどいい。もしお持ちになる方は、ON/OFFを試してみるとその効果がはっきりとするでしょう。

携帯用 折りたたみスリッパ

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フライト中、ずっと靴を履いていると足が蒸れる・疲れるということで、日本人ならやはりスリッパに履き替えたいですね。コンパクトに折りたためるスリッパがあれば、ホテルの室内履きとしても重宝します。少しでも快適さを目指す方は、クッション性の高いふかふかなスリッパを探すとよいでしょう。

なんとなくスーツケースに入れてしまいがちなので、手荷物に入れることをお忘れなく。

むくみ防止の靴下

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長距離フライトは、とにかく足がむくみます。機内の気圧・湿度が地上よりも低い上に、起きているときも寝ているときも椅子に座った姿勢なので、現地にようやく到着する頃には、間違いなく足がパンパンで疲労が感じられるはず。

むくみ予防として機能靴下「フライトソックス」などの専用の靴下などもあります。これは履くだけで脚の血行促進を助けるのだそう。男女兼用で売られています。女性なら、着圧タイツや着圧トレンカなどでも効果があるそうです。

到着のタイミングで靴に足をこじ入れるときがもっとも足のむくみを感じるので、心配性な方は、「携帯用靴べら」なんかも持参すると便利かも。

安いボールペン(おまけ)

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意外と忘れるグッズがボールペンです。機内で、入出国カードや税務申告カードを記入するのですが、さあ書くか!という段でボールペンを持ってなかった!という経験が何度かあります。

もちろんボールペンなんて機内で誰かに借りることもできますが、隣の席は知らない外国人で、しかも睡眠中だったり。同じ便に同乗する知り合いの席は離れていたり、書類を書きたいときに限ってCAさんがいないし、ボールペンのために呼びつけるのもなぁ(実話)

そんなわけで無くしても後悔しないような、使い捨てのボールペン1本をくれぐれも忘れずに。

まとめ

到着してからも広い国際線ターミナル内の移動やトランジット、大きなホテル内までひたすら歩くのが海外トラベル。「足」への負担をいかに軽減するかがコツだというわけです。海外のドラッグストアでも見かけることがない「休足時間」なんかは持参すると重宝すること間違いなしですぞ。

この記事を書いたスタッフ

後藤 和貴

 

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