Keynoteで発表された新サービスをざっくり紹介(その2)
2015.10.9 10:40 by 篠田 俊之
cloudpackの篠田です。
10/8(木)のKeynoteで新しいサービスの発表およびアップデートが公開されていましたので、昨日に引き続きざっくりまとめてみました。
※聞き逃し&間違っている可能性もあるので、予めご了承ください。
Keynoteが始まる前はDJのお姉さんがノリノリでした!
Amazon Kinesis Analytics
リアルタイムのデータを使って分析することができるサービスで、データをマッピングした後にSQLを書いて情報を収集する流れです。タイムウィンドウで1時間単位などの分析もできるようです。
新しいインスタンスタイプの追加
x1系のインスタンスタイプが追加されます。メモリは2TB積んでいて、下回りのサーバーのCPUは、Intel Xeon E7 V3を使っているようです。
また、すでに稼働しているt2系のインスタンスに、最も小さなスペックになるt2.nanoも新しく登場します。
Amazon EC2 Container Registry
ECS関連で新しい機能が使えるようになるようです。
– Amazon EC2 Container Registory
– AZ-Aware Service Scheduler
– Docker Integration With Compose
– ECS CLI
AWS Lambda アップデート
Lambdaで以下の機能がアップデートされます。
– VPC対応
– 長時間のファンクション実行機能
– スケジュール実行機能
– リトライ機構
– Python対応
AWS Mobile Hub
どの地域で使うか、またどういった機能(プッシュ配信、ストア、分析、ロジック)が必要かを選択します。設定した後にソースをダウンロードすることができるようなので、iOSやAndroid用にコンパイルして、作業を簡略化することが可能です。
また、テストについてもデバイスフォーラムで行うえるようです。
AWS IoT
いくつものセンサーデバイスなどとDevice Gatewayを接続することが可能。デバイスとの通信はMQTT/TLSで、そして509証明書による認証も発行されます。(IAMで権限管理も可能?)
また、ルールエンジンを持っているので、Device Gateway経由で得た情報を使って、情報集約などのプロセスを実行することができるようです。
AWS SDKのアップデート
IoT向けのSDKが追加されます。